野田祐機

何でグローバル化が問題になっているのか? 日本においては仕事や富がなくなるからではありません。英語ができないからリストラされる。。という話でもないのです。問題になっているのは変化のスピードがとてつもなく速く、誰も対応できていないことなのです。日本ならではの価値。これを創る時間も、発信する時間も、その人材も整っていない。そしていつのまにか超円高になり、震災の対応もままならない。。。 グローバル化に対応するには国の制度も教育も大きく変えなければならないのに、変化のスピードが速すぎて行政も会社のトップも対応できていない。グローバル化が問題なのではなく、このスピードが速すぎること、組織や社会構造が対応できていないことが問題だと思っています。  これに対しての解決策は二つあると言われています。 1. 組織の在り方をピラミッド型からネットワーク型に変えること 2. 行政、企業、市民の距離を近づけ、三者が連携して問題に取り組むこと この二つです。 夢物語のようなことですがこれは私自身、さまざまな活動を通じてようやく腑に落ちた部分です。この二つのやり方に変えないと、今のままではもう無理だと思っています。